こんにちは。
パーソナルカラリスト/美容師のMIKAです。
コロナ禍ではありますが
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
例年なら我が家は夏休みは海外旅行に出掛けて
その土地ならではの風景、食事、建造物など
独特の文化を堪能し、
その土地ならではの空気を感じたりと
せわしなく五感をフル活動させる機会を設けておりました。
・・・・が、
昨今のコロナの状況で海外渡航も叶わず。
自分の中で「い、異国が足りない・・・。」と
異国文化メーターがエンプティー状態に陥った私が取った行動、
それは 散歩 でした。
もったいぶり過ぎ。
東京でシンガポールの “コピティアム”
休日は夫婦でなるべく歩くようにしている為
目的地を決め、最寄り駅までは電車で移動し
あとは気の向くままに歩きます。
この時の目的は日本に居ながらにして
シンガポールの“コピティアム”
『Ya Kun Kaya Toast ヤクンカヤトースト』を食べる!
です。
コピティアム?
ヤクン?
カヤトースト?
って何ですか?
・・・って方も多いのではないでしょうか。
ちょっと説明しますね。
コピティアムとは?
コピティアム(kopitiam) は、主に東南アジアのマレーシアやシンガポールなどで見られる、コーヒーや伝統的な朝食を販売する店舗。区切ってコピ・ティアム(kopi tiam)とも。この言葉はマレー語でコーヒー(ポルトガル語からの借用語)を表すkopiと、店という漢字を閩南語で読んだ「店 tiam」からなる語彙である。当地の閩南語では「㗝呸店」、「羔丕店」などと表記する。メニューには通例、卵やトースト、カヤ、コーヒー、そして日本を含む東南アジア諸国(特にシンガポールとマレーシア)で一般的なネスレ・ミロなど、簡単な軽食、飲料が含まれている。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2%E3%83%A0
いきなり引用で失礼いたしました。汗
簡単に申し上げればマレーシア、シンガポールの
コーヒーショップです。
昔は屋台形式だったようですが、現在ではチェーンのファストフード店もしくは
喫茶店のように店舗を構えています。
コピとは?
シンガポールでは、コーヒーのことをKopi(コピ)と言います。
また紅茶のことはTeh(テ)と言います。
この「Kopi コピ」ですが普通にオーダーしますと
砂糖とコンデンスミルク入りの甘~~~いコーヒーが出てまいります。
そんなKopi(コピ)にはオーダーの仕方が色々あります。
それはまた追って案内しますね。
いざ!『ヤクンカヤトースト』! カヤトーストを食す。
何はともあれお店へGOです。
『Ya Kun Kaya Toast ヤ クンカヤ トースト 』 新宿住友ビル店 。
新宿西口から最短で行けます。
都庁のお隣の新宿住友ビルのB1Fにあります。
わーい。この看板~。
1944年創業! なんと!
シンガポールではコーヒーカップにプラスチックのレンゲという
独特な組み合わせです。
英語で「Coffee」とありますが、下にしっかり「コピ」と表記されていますね。
メニューも色々ありますが
目的は「カヤトースト」です!
カヤトーストとは?
極薄切りのカリカリトーストに「カヤ」や「カヤジャム」と呼ばれる
ココナッツミルク、卵、砂糖、パンダンリーフをベースに作られたペーストと
スライスされたバターをサンドした物で、
シンガポールやマレーシアでは朝食メニューの定番的な食べ物です。
もちろん甘い。
店内へ。
入ってすぐにカヤジャムやクッキーも販売されています。
カヤトーストのメニューも色々。
Aセットと決めているものの誘惑が多いです。
カヤトースト以外にチキンライスやラクサなどのメニューもありました。
ここは初志貫徹でシンプルなAセットをオーダーですが、
ドリンクのオーダーの仕方をすっかり忘れておりテンパる事態に!
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
オーダー時にテンパってしまい
「Teh(テ)」とオーダー。
あ、ちなみにワタクシコーヒーが飲めません ( ;∀;)
親切に英語で表記されていますが Teh(テ) は紅茶でして
コンデンスミルクが入っているのでめっちゃ甘~~~いのです!
トレーに敷いてあるペーパーにちゃんと書いてある。
先に見たかったな・・・。
「Kosong(コソン)」と語尾に付けることで砂糖抜きのストレートでオーダーもできるのです。
次に来たときは
「Teh-C Kosong(テ シー コソン)」と
紅茶・ミルク入り・砂糖抜き、って具合いにオーダーしよう。
じゃ~~~~~ん!!!
お待たせいたしました。
ようやく満を持してカヤトーストちゃんの登場です!!!
ドリンクのカップは陶器ではなく紙コップやプラカップでした。
ちょっぴり残念。
・・・・・・・・
・・・・・・・・?
おわかりいただけただろうか。
カヤトーストの向こう側にある赤い皿・・・。
実は温泉卵が二つ付いております。
これが一人前のセットです。
日本人なら「そこはゆで卵じゃないの?」と思うかもしれません。
もしくは目玉焼き?
ところがですよ、
食べ方も特徴的でして
温泉卵に醤油や塩コショウを好みでかけ、
崩してカヤトーストに絡めながら食べるのです。
お味はと言うと
何とも形容し難いのですが
「甘じょっぱマイルド」ですかね?
伝わりにくいでしょうが
カヤジャムの甘さ、バターの塩味、温泉卵の塩味とマイルドさが
とにかくクセになる美味しさなのです☆
店内の壁にはシンガポールの名所が描かれています。
別の壁も写真を撮りたかったですが他のお客さんの邪魔になりそう
だったのでまたの機会にするとしましょう。
週末だった為、密を回避するべくランチタイムに重ならないよう
午前中に訪ねました。
朝は7:00からと早くから営業しているので朝ごはんとして利用するのも良いですね。
しっかりと糖質を過剰なほどに摂取した後は
がっつりと散歩をしました。
がっつり散歩の様子もその内リポートしたいと思います。
シンガポールでは沢山のコピティアムがあり、
また独特のスタイルは行かなければ経験できないものでした。
それがいつの間にか日本に上陸していて本当にビックリです!
日本では唯一、東京に出店している事を知った時は
それはもうコーフンしました!!
コロナ禍で海外渡航が出来ないうちはコチラのお店で
シンガポールに思いを馳せながら食事したいと思います。
おまけ。過去コピティアム。
過去にシンガポールを訪れた時の写真ですが・・・。
2017年。
Ya Kun Kaya Toast (ヤ クンカヤ トースト) 。
やはりこのカップで頂くスタイルが良いです。
見切れていますが赤いレンゲが可愛いのです。
Dong Po Colonial Cafe (東坡茶室 ドン・ポー・コロニアル・カフェ)。
アラブストリートから近いお店。
こちらのお店の温泉卵は殻付きスタイル。
カヤジャムの色も鮮やかなグリーン。
写真下手くそですね~。スミマセン。泣
店内は古い雑貨が飾られていてノスタルジックな雰囲気たっぷりです。
レトロな花柄カップ可愛い。
テーブルにはむかーしむかしの街並みの写真がずらり。
さて、今回は旅行記とは違いますが
東京で味わえる異国文化ということで
最近行って来ましたシンガポールのコピティアム
『ヤクン カヤトースト』を紹介してみました☆
シンガポールのコピティアム文化を知らなかったという人も、
甘いの大好きという人も、
是非体験してみて下さい!
もちろんコピティアムのリピーターさんも!
それではこれにて終了で~す。