こんにちは。
パーソナルカラリスト/美容師のMIKAです。
あんなに暑かった夏も終わり。
衣替えの時期ですね。
9月も終わろうとしています。
今回は白色です。
実は
2020年の始めに抱負と共に
「白色」のイメージと心理効果を軽く触れた投稿を実はやっておりまして。
「2020 白から始めます! 白!しろ!シロ! いろいろな白!」
↑ ↑ ↑ ↑
過去物ですがよろしかったらどうぞ。笑
そして
その後に様々な色のイメージと心理効果を上げていました。
ちょっとここでまたしっかりとやろうと奮起し
もう一回白色やります!
白色のイメージと心理効果
ということで
「白色」の改訂版やります!
内容も重複しますがもう少ししっかりとお伝え出来たらと思います。
本題に入りますね。
皆さんは「白色」と言えば何を想像しますか?
雪、雲、ウェディングドレス、白無垢、ソフトクリーム、生クリーム、米、うどん、白鳥、白馬・・・
etc・・・。
さて「白色」にはどんなイメージがあるのか見てみましょう。
□ 白色のイメージ
神聖・純粋・清潔・真実・誠実
正義感・上品・幸福・平和
すべての始まりの色
健康・潔癖・無垢・透明感
無限・軽い・明るい・空虚・放心
・ウエディングドレスや白無垢のように神聖なものの象徴。
・医療、飲食関係などの制服に使用され清潔感を与える。
・気持ちをリセットして新たな始まりを感じさせる。
・気分を一新させる。
・光を反射するので明るいイメージ。
・膨張色でもあるため物が軽そうに見える。
ポジティブな例として、明るく清潔感を与える。
物が実際より軽そうに見える。
空間が広く感じる。
気持ちをリセットして新たな始まりを感じ、気分を一新させる。
ネガティブな例として、冷淡で薄情に感じる。
純粋、無垢という汚れの無さ、汚してはいけないという緊張や不安を感じる。
ちょっと話が逸れますが・・・
純白のウェディングドレスの逸話としてご存じの方もいらっしゃると思いますが、
白色は色味が無い為、他の色を引き立て調和します。
「あなた色に染まります」と言うと日本人らしい奥ゆかしさを感じますよね。
「何色でも対応できます」だと現代っぽく、たくましくもしなやかな感じがします。
どちらの感覚も好きですよ。
□ 白色のイメージは白色を好きな人の性格にもあてはまります。
純粋/清潔/誠実/素直/正直
正義感がある/意志が固い/真面目
完璧主義/嘘を嫌う/潔癖
シンプルなことが好き
無駄なことを嫌う/信心深い
「純粋」「誠実」「清潔」「素直」など
どんなシーンに於いてもクリーンなイメージを与える色なので
ビジネスシーンやそれ以外のシーンでも身に付けたり持ち歩くことをおすすめします☆
無難に白シャツが一般的でしょうか。
他にも
部屋や施設の壁の色に用いることで清潔感を感じると共に空間を広く感じさせます。
白色をシーズン別にすると・・・
ちょっとややこしいですね。汗
ひとくちに「白色」と言いましてもいろいろな「白色」があるのです。
白い物と言ったら、皆さん一人一人でいろいろな白いものを思い浮かべますよね?
そこで・・・、
「白色」の代表としてこの4色です。
これらはパーソナルカラー診断をする際に使用いたしますカラードレープという色見本の布です。
シーズンカラーによって得意な色(似合う色)と苦手な色(似合わない色)を診断するのですが、
「白色」もこの4色を使って得意な白か苦手な白かを見極めます。
初めてご覧になるかたは右の2色に少々驚かれるのでは?写真下部の色の名前を見て納得して頂けたらと思います。
左側2色はブルーアンダートーン(ブルーベース)、
右側2色はイエローアンダートーン(イエローベース)です。
わかりやすく比較できるようにアンダートーン別に2色並べて案内しますね。
はい。分割します。
どん!
□ ブルーアンダートーン(ブルーベース)の「白色」。
左、パステルサマーの白色
〇 ソフトホワイト(やわらかい白)。
右側の白色と比べて柔らかに感じる白色。ソフトホワイトは
サマーさんの顔色、頬の血色を良く見せます。
上品さ、エレガントさ、顔の表情の柔らかで優しい感じがが更に引き立ちます。
右 、ブリリアントウィンターの白色
ピュアーホワイト(雪のような純白)。
左側の白色と比べてシャキッと目の覚めるような輝く白色。純白。
ピュアーホワイトはウィンターさんの顔色を始め瞳の輝きを増します。
クールさ、シャープさなど個性が際立ち、目ヂカラの印象が引き立ちます。
□ イエローアンダートーン(イエローベース)の「白色」。
左 、ブライトスプリングの白色
〇 アイボリー(象牙のような白)。
ブルーアンダートーン(ブルーベース)の白色と比べると
俄かに別の色の様に感じますが・・・。
明るく暖かみと黄みを感じる白色。アイボリーは
スプリングさんの顔色、頬の血色を良く見せます。
軽快さ、若々しさ、キュートさが引き立ちます。
勘違いしそうですが、ここで言う「若々しさ」「キュートさ」とは
若作りということではありません。あしからず。
右、ディープオータムの白色
〇 オイスターホワイト(牡蠣の身のような白)。
微妙にくすみがあり落ち着いた白色。オイスターホワイトは
オータムさんのしっとりした陶器肌をより美しく見せます。
大人っぽく知的な雰囲気、落ち着いた雰囲気を引き立てます。
この2色は非常に似た色で区別がつきづらいですが
アイボリーの明るく澄んだ感じと、
オイスターホワイトの渋みくすみを含んだような感じとで顔色と表情に違いが見えてきます。
不思議なものです。
シーズン別「白色」の活用方法
「白色」は黒、グレー、ネイビー、ベージュに次ぐ定番カラーとして
性別問わずスーツやセットアップ、制服と合わせるシャツ等トップスで用いられます。
他には人生の一大イベントである結婚式でのウェディングドレスや白無垢・・・。
もう一度言います。
人生の一大イベントである結婚式でのウェディングドレスや白無垢!!
(刷り込みの勢いが強い。汗)
先述しました4種のシーズン別の「白色」も
日常的に着るシャツでも顔色に影響を及ぼします。
ですが日常着のシャツなら少々合わない白色でも
顔に近いところに得意なカラーを用いることで工夫ができます。
どうぞ次の事を参考に工夫してみて下さい。
・女性の場合、
メイクカラー、
ピアスやネックレス、
スカーフなどは自身のパーソナルカラーにする。
・男性の場合、
シャツやネクタイの色を
自身のパーソナルカラーにする。
もうちょっとわかりやすくシーズンタイプ別に案内しますね。
どうぞ~。
□ パステルサマーの場合。
ブルーアンダートーン(ブルーベース)なのであまり色味を含まない白が似合います。
・ウィンターの白では、白色に負けてしまい顔の存在感が薄れてしまいます。
・スプリングの白では、色が強すぎて色が浮いて見えてしまいます。
・オータムの白では、地味で寂しげ、精彩を欠いて見えてしまいます。
お顔周りのアクセサリーにパールや華奢なソフトなシルバーをオススメします。
スカーフやマフラーなどの小物類はサマーさんの似合う
青、紫、ピンク、バーガンディ、グレーなどいかがでしょうか?
素材も柔らかくしなやかな物が上品さを増しますよ。
□ ブリリアントウィンターの場合。
輝きを感じるようなスッキリとした白を選んで下さい。
・サマーの白では、インパクトに欠け、平凡な印象に見えてしまいます。
・スプリングの白では、肌色を暗くくすませ、精気を欠いた様に見えてしまいます。
・オータムの白では、スプリングと同様に肌色をくすませてしまいます。
アクセサリーなどは大振りで輝きを強く感じるシルバーが良くお似合いになります。
スカーフやマフラーなどの小物類はウィンターさんの似合う
鮮やかなビビッドカラー、無彩色のグレーや黒色、
淡~く微かに色を感じる程度のアイシーカラーはいかがでしょうか?
□ ブライトスプリングの場合。
明るくて暖かみのを感じるベージュを含んだ、
むしろベージュに見えるような白を選んで下さい。
・サマーの白は、頬や目元に生気を欠き不健康に見えてしまいます。
・ウィンターの白は、白が強すぎ顔の印象が薄れ、快活さが無くなります。
・オータムの白は、同じイエローアンダートーン(イエローベース)ではありますが色が落ち着いているため重く見え、垢抜けない印象になってしまいます。
アクセサリーなどは小ぶりでもキラっと光るゴールドや明るい色をふんだんに使ったタイプの物が
良くお似合いになります。
スカーフやマフラーなどの小物類はスプリングさんの似合う
明るく濁りの無い柔らかなブラウン、ベージュ、オレンジ、黄色、グリーン、はいかがでしょうか?
□ ディープオータムの場合。
いささか白には見えないかもしれない落ち着いた重厚感のある白色、
オイスターホワイトが良くお似合いになります。
・サマーの白は、地味で寂しげな印象、精彩を欠いて見えてしまいます。
・ウィンターの白は、顔の印象がぼやけて見えてしまいます。
・スプリングの白は、同じイエローアンダートーン(イエローベース)ではありますが色が軽すぎ、色が浮きたって見えます。
アクセサリーはアンティーク調の鈍いゴールド、大ぶりで木や革など素材感のあるタイプの物が
お似合いになります。
スカーフやマフラーなどの小物類はオータムさんの似合う
深く渋いこっくりとしたブラウン、ベージュ、グリーン、オレンジや朱色のような赤色はいかがでしょうか?
民族調のアイテムもオータムさんは大得意です!
顔や顔に近い場所は、自身に合ったパーソナルカラーのメイクやアイテムを合わせることで
顔色や表情に悪影響を与えずに済みます。
老け見え、強面見え回避です!
ギリギリに抗う手段ではありますが有効ですよ!
先述で強調しましたが、
全身を白色で装う機会はそうそうありません。
人生の一大イベントである結婚式でのウェディングドレスや白無垢
くらいではないでしょうか?
まあ、稀に「静かなるドン」的な方がいらっしゃるかもしれませんが・・・。
歳がバレますね。汗
話を戻します。
男女問わず、それでも特に女性は人生の晴れ舞台では記憶も記録も美しく残したいですよね?
晩婚と言う言葉も久しいというか、
30代婚、40代婚も当たり前の時代です。
年齢とともにお顔には人生の色々が刻まれて行きます。
オブラートに包みましたが、率直に言うと
シミ、シワ、目元の影、頬のたるみや削げなどです。恐っっ!
お顔が美しく映える装いで悔いの残らない結婚式にする為にも
皆さん個人個人のお似合いになる「白色」を探していただきたいです!
「白色」のイメージは他の色に比べて
どこか特別な感じがあります。
やはり神聖さを感じるあたりでしょうか?
最後の着地も今までと少々異なりましたが他の様々な色同様
似合う色を理解して存分に活用していただきたいです。
毎日の様々な生活シーンに落とし込む事で少しでも楽しく暮らせていただけたらと思います。
今回はこれまで~。