こんにちは。
パーソナルカラリスト/美容師のmikaです。
先日の「成人の日」に成人式に出席する新成人のヘア、メイク、着付けのお手伝いをした時に感じたことです。
パーソナルカラーってやっぱり大事
サロンでの成人式営業、私は主にフロント業務をしておりました。
お客様は全員成人式に出席する方たちなので19歳、20歳のピッチピチでツッルツルの女の子です。
店内はそれはそれは華やかで眩しいほどで・・・。遠い目
そして40代の私はまるでわが娘を見守るようにほんわかしておりました。
ですが・・・気になることが・・・。
パーソナルカラーとはその人の魅力を最大限に引き出す「自分色」、
「自分色」=「その人に似合う色」です。
何が言いたいかと言いますと、シミやシワの無いハリのある若者の肌は何色を身に付けても割とOKと思っていましたが、実は年齢を問わず顔の雰囲気に非常に影響が出るとつくづく実感したのでした。
一度に大勢の同年齢の女の子が集まる機会は成人の日だけですから余計に顕著に感じ取れました。
パーソナルカラーを診断する際、その人の「髪、肌、頬、瞳、唇の色」や顔の表情から
ブルーベースかイエローベースのどちらか、目元の印象がソフトかハードか、顔の印象が華やかか落ち着いているかでカテゴリー分けし、本格的に細かく診断をしてスプリング、サマー、オータム、ウィンターのそれぞれ四季になぞらえたパーソナルシーズンカラーに分類します。
新成人のお客様の全員が自身のパーソナルカラーを把握しているわけではないと思いますが、
髪の色、メイク、着物の色のすべてがガッチリとマッチしている方はとてもキラキラしてキレイです。
その反対に色がマッチしていない方はキラキラが半減、顔色も冴えません。
もちろん口に出して「その色はあなたには似合ってませんよ。」なんて言えません。
この日のためにおそらく一年前くらいからご本人をはじめ親御さんと振袖の色や柄を厳選に厳選を重ねて選んだと思うのです。
私は心の中で「あ~・・・残念だなあ。」と思っていました。悲しい・・・。
私個人の考えではありますが、
なぜ「似合う」「似合わない」が分かれてしまったのか?をまとめてみました。
「似合う」人
- 自分のパーソナルカラーを知っている。
- パーソナルカラーを知らなくても、感覚的に自分の似合う色や物を見極められる。
- ファッションや美容関係など色彩が好きで、感覚的に自分の似合う色や物を見極められる。
- 好きな色と似合う色が一致している。
- 第三者(有識者)からのアドバイスがあった。
「似合わない」人
- 自分のパーソナルカラーを知らない。
- パーソナルカラーを知らないし、自分の好きな色や似合う色がいつもわからない。
- ファッションや美容関係に疎く、自分の好きな色や似合う色がいつもわからない。
- 好きな色と似合う色が一致してない。
- 自分ではわからないので勧められるがまま。勧める側にも色彩の知識が無い。
ざっとですがこんな感じではないでしょうか?
あとはいつの時代もそうなんだと思いますが、若者あるあるで
地味色、渋い色を好んで選びがち。
もしくは親御さんからの意見で、
若いのだからと鮮やかで明るい色を勧められる。
もしくは親戚や知り合いから
譲ってもらったり、貸してもらったり。
具体的な色の例を挙げるのは困難なのですが、色や柄の大きさなど、その人自身と真逆のタイプの物だったりするととてもかわいそうな状態になってしまいます・・・。
割とあるあるです。汗
前述しましたが、若い時はシミやくすみ、シワが無いので少々合わない色でも顔色に大きく悪影響は無く、
年齢を重ねるごとにシミやくすみ、シワによって顔色や見た目年齢に悪影響が出、合う色が厳選されていきます。
若い人で残念に見えてしまうというコトはまるっきり「似合わない色」「肌色に調和しない色」を選択してしまったがゆえです。
メイクをしていても顔色が悪く、若さが奪われた感じに・・・。
もし髪の色も似合っていなければ、「顔の額縁」である髪色と、似合っていない色と柄の振袖・・・。
間に挟まれているわずかな面積の顔なんて悪影響受けまくりです。泣
全身に占める顔の面積なんて非常に小さなものですから。
今回は成人式というイベントで同年齢の若者だらけの空間に身を置いて仕事をしたことによって見えてしまったのですが、
年齢が若かろうが、年であろうが、パーソナルカラーはやはり大事だと実感したのでした。
人生で一度きりのイベントですから記念写真を撮ったかたも多かったのでは?
やはりハレの日はキレイで美しく輝いた姿を思い出と写真に残したいものですよね。
せめてご自身のパーソナルカラーだけでも知っておきますと、
成人式、結婚式などのパーティーシーンなど特別な日がより良い特別な日となりますし、
もちろんなにげない日常の通勤通学時の服装やメイクでも普段が輝くこと間違いなしです!!
パーソナルカラーの大切さが少~しでも伝わってくれたらうれしいです。
今回はこんなお話でした~。