こんにちは。
暑い日が続きますね。汗
パーソナルカラリスト/美容師のmikaです。
今回は今までのブログでも幾度となく申しております
「人は見た目が9割です。」です。
はりきって?参りましょ~。
人は見た目が9割は本当!?
2005年が初版の「見た目が9割」という中々衝撃的なタイトルの図書が発売して久しいですが、
今でも何かと人の外見や内面の問題として話題にのぼることも・・・。
子供のころや学生時代に親や先生から
「人を外見だけで判断してはいけません。」と言われたものです。
それには昔から共感していますよ。私も。
怖そうな雰囲気の人も、話してみればとてもやさしい人であることがわかったり。
真面目そうな人でも、話したらとてもユーモアのある人だったり。
そんな私はぱっと見が怖そうなタイプです。
もちろん怒っているわけではありません。
何か作業をしている時、好きな本や雑誌を読んでいる時、美味しいものを食べている時・・・、
主人にチョコチョコ指摘されます。
「眉間にシワが寄ってる。好きなことをしているのになんで険しい顔してるの?」・・・と。
なんででしょう?無意識?くせ?
最近は自分でも気を付けていますが。汗
遠い昔、(遠い目・・・)
高校に入学して間もない頃も顔のパーツが派手なせいか、ヤンキーではないけど派手なタイプの子と友達になったり。
その子たちが悪い子だったわけではないですよ。あしからず。
今で言うパリピ的な感じですかね。
でも私はまったくイケイケドンドンな感じではなく(語彙力・・)、むしろ真逆のタイプだったので
最初のころは頑張ってみんなに合わせていましたが、途中で疲れたし、面倒になって派手なグループから離脱。
私のほかにもう一人の子も離脱。(彼女も派手顔だったなあ)
漫画読んで、絵を描いて、完全にインドア派。オタク気質。そのくせミーハー。
何が言いたいかというと
顔の作りが派手だったり、ハードな造作だとその第一印象だけで自分に集まってくる人、寄ってくる人が
共通項のあるタイプなのです。
制服だとみんな同じ格好なので余計に。
結局、人の内面を知る由もない状況で人を判断するときの材料って外見しかないのです。
付き合う機会が増えることで「こんな良い人だったんだ」や、「性格最悪だな」とかわかってくるのですね。
話してみないと、そしてある程度時間をかけないとその人の性格だったり本質的なものにたどり着くことはできません。
自分の人となりを第一印象で誤解を与えないよう、そして好印象を与えるためには
「見た目」が大事なのです。
メラビアンの法則
見た目が9割。
9割って相当ですよね?
ほぼ全部。全部じゃないけどまあほとんど。
その内訳は・・・?
「メラビアンの法則」なるものがございまして、
アメリカUCLA大学の心理学者/アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。人物の第一印象は初めて会った時の3〜5秒で決まり、またその情報のほとんどを「視覚情報」から得ていると言う概念。メラビアンが提唱する概念において、初対面の人物を認識する割合は、「見た目/表情/しぐさ/視線等」の視覚情報が55% 、「声の質/話す速さ/声の大きさ/口調等」の聴覚情報が38%、「言葉そのものの意味/話の内容等。」の言語情報が7%と言われている。 出典(株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報
第一印象のほとんどは「視覚情報」から得られているという内容で知られているものです。
「メラビアンの法則」を具体的に言いますと、印象を決定する要因には
- 言語情報(Verbal:7%):話の内容、言葉そのものの意味
- 聴覚情報(Vocal:38%):声の質・速さ・大きさ・口調
- 視覚情報(Visual: 55%):見た目・表情・しぐさ・視線
といった数値があり、各情報の頭文字をとって頭文字を取って「3Vの法則」や、あるいは数字から「7-38-55のルール」などといわれています。
例えば仕事やプライベートで予期せず上司、同僚、友人から初対面の人を紹介されたとしましょう。
ほんの僅か数秒間で
「優しそう」や「しっかりしてそう」と思ったり、逆に「怖そう」や「具合悪そう」と思ったり。
初対面で人と人があった時、相手が注目しているのは93%(視覚情報55%、聴覚38%)の情報です。
残りの7%が話す内容・・・。
93%の内容を具体的に言うと
・服装や髪型
・体型
・態度やしぐさ
・喋り方、声の調子
・顔の表情や目線
など。
このメラビアンの法則が、よく言われている「人は見た目が9割」っていう言葉の根拠なのです。
「人を見た目で判断してはいけませんよ。」なんて言われても
調べるとかなり有名なこのメラビアンの法則、納得せざるを得ませんね・・・。
中にはこの法則に否定的な方たちもいらっしゃるようですが、
斜めに解釈せず、素直に受け止めれば良いと私は思いますよ。
自分を過大評価してもらうべくハッタリ的に利用するのはどうかと思いますしね。
一言も話さないでいるわけにもいかないでしょうし、ハッタリ演出は話せば直ぐにボロが出ますよね。
自分が誰か初対面の人に紹介される立場だったら・・・、
人が取っつきやすい装いをすれば良いと思っています。
前に書きましたが「怖そう」と思われてしまう顔の私なら、表情がソフトに見える装いをします。
例えば強い色みを避けてソフトで柔らかい色合いの服装とか。
「派手顔」ならキツそうに見えない優しい色合いのメイクを心がけます。
あとは初対面の人と会うのですから口角を上げることを忘れず。
もちろん既に付き合いの長い家族、友人やパートナーなら内面を理解してもらえてるでしょうから
気にせず好きなメイクや装いで良いでしょう。
それでも好印象を与えられるものの方がいいと思いますが。
「見た目が9割」を助けるのがパーソナルカラー!
「メラビアンの法則」によって
「見た目が9割」の理屈をわかっていただけたでしょうか?
そこで!
パーソナルカラーの出番なわけですね。
個人の髪、肌、頬、瞳、唇の色が
イキイキ、若々しく、健康的に見え、そのような表情を導くために似合う色を探すのです。
「優しそう」「話しかけやすそう」と好印象を与えられるように。
自分のパーソナルカラーを知って理解できると、さまざまなシチュエーションで活用できます!
・ビジネスシーン。商談やプレゼン、営業など。
・婚活。お見合い。デートなど。
・ブライダルシーン。ドレス。打掛。ブーケなど。
・同窓会。ママ友会。パパ友会など。
・旅行。
・メイク。ヘアカラー。
などなど・・・。
尖がった外見や、肌色に調和しない色では人が寄ってくるまでに時間がかかります。
外見と内面に差がある人もいますし、それを「ギャップ」と言ってしまえばそれまでですが、
他人とコミュニケーションをとる上ではあまり良い方法とは言えません。
ある程度気ごころが知れてから「ギャップ」を出すことをおすすめします。
あ、
あくまで個人の意見ですよ。
尖がることを否定しているわけではありませんし、個性を潰そうとしているわけでもありません。
むしろパーソナルカラーは個性を引き出す手段です。
最後に・・・
「人を見た目で判断してはいけない」
「人は見た目が9割」
・・・一見矛盾しているようですが、どちらも本当で大切。
前者は時間をかけてその人の良さや、性格を理解して打ち解けてゆく事。
後者はファーストコンタクトで好印象を与える事。
両方を誤解の無いよう理解して、コミュニケーションを円滑にとる教訓として心に留めましょう。