こんにちは。
パーソナルカラリスト/美容師のMIKAです。
9月です。
気が付いたらいつの間にか朝晩は秋の空気を感じるようになりました。
イカンですね。サボり過ぎました。
やるべき事は決まっているのですが夏の暑さにやられてました。汗
↑ ↑ ↑ ↑
いいわけです。
怠けた気持ちを払拭するためにもシャキッと参りますよ~!
今回は灰色 。グレー です。
グレーのイメージと心理効果
皆さんは「灰色」「グレー」と聞いて何を想像しますか?
※以降「グレー」で表記します。
石、灰、コンクリート、冬の空、冬の海、ネズミ、お地蔵様、不確かな物事など・・・。
さて「グレー」にはどんなイメージがあるのか見てみましょう。
■ グレーのイメージ
上品 ・ 穏やか ・ 落ち着き ・ 信頼 ・ 調和
慎重 ・ バランス・ 都会的
スタイリッシュ ・ 安心 ・ 機能的
地味 ・ 寂しい ・ 陰気 ・ 不安 ・ 無機質
曖昧 ・ 迷い ・ 控えめ
・穏やかで控えめな印象を与える。
・上品且つ都会的なクールさを感じる。
・邪魔にならず周りと調和する。
ポジティブな例として、上品・落ち着き・穏やかさ与え
都会的でスタイリッシュに感じる。
ネガティブな例として、地味・陰気・無機質さを感じさせる。
老化を促進させる。
■ グレーのイメージはグレーを好きな人の性格にもあてはまります。
温厚/デリケート/控えめ/おとなしい
スマート/中立を保つ/物腰柔らか
用心深い/名脇役/スタイリッシュ
優柔不断/自信がない/嫌われたくない
社交性に欠ける/軽薄/防御本能が強い
感情を出さない/恋愛が苦手
「温厚」「物腰柔らか」「名脇役」など
バランス感覚が良くなるので周りの状況や相手に合わせた行動、
調和をとりたいシーンで身に付けたり持ち歩くことをおすすめします☆
地味で個性を弱めるので目立ってはいけない
シチュエーションに有効です。
服装や小物ではありませんが、
邪魔をしないグレーは機能的で効率性を求めるオフィスのインテリアに良く使われます。
グレーは意外とバリエーションが豊富?
グレーは無彩色の黒と白を混ぜ合わせてできる色のため
自己主張をしない調和の色とされています。
日本では昔から馴染み深い色で
江戸時代後期、華美で装飾的な色を禁止されており
『四十八茶百鼠』と言う茶色と共に粋な色として
様々な鼠色が大流行しました。
(鼠色=灰色=グレー です。)
茶色と並びグレーは地味色ながら沢山のグレーが作り出されたのです。
江戸の庶民はオシャレだったんですね~。
グレーは明暗で感じ方も変わります。
明るいライトグレーなどは白色に近く、イメージも白色に寄ります。
暗いダークグレーやチャコールグレーは黒色に近く、イメージも黒色に寄ります。
他の色を引き立てる調和の色でありますが、
有彩色を含んでもグレーの範ちゅうなので無機的なイメージも少し変化します。
寒色を含んだブルーグレー、暖色を含んだグレージュなど・・・。
暖色を含むとグレーも暖かみを感じますよね。
グレーをシーズン別にすると・・・
自己主張しない調和の色のグレー、
先述しましたがグレーも色々あります。
そんなグレーをパーソナルカラーのシーズン別にしてみますよ。
※写真はPCや明るさによって実際の
カラードレープの色と異なって見えることをご了承願います。汗
■ パステルサマーのグレー
左から
チャコールブルーグレー、ライトブルーグレー。
寒色の青色を含んだグレーですね。
サマーさんはグレーもブルー系がハマります。
顔色もスッキリ、穏やかでエレガント、理知的な印象になります。
■ ブリリアントウィンターのグレー
左から
ライトトゥルーグレー、ミディアムトゥルーグレー、チャコールグレー。
無彩色の明暗の比較ですね。
ライトトゥルーグレーは白色寄りなので明るさと同時に清潔で爽やかに感じます。
チャコールグレーは黒色寄りなので暗さと同時に重厚感や力強さを感じます。
この3色の間にも沢山の微妙に変化のあるグレーが存在しているワケでして・・・
一口にグレーと言いましても明暗の選び方で印象もだいぶ変わります。
もちろん組み合わせる他の色によっても変わりますがメリハリのある
コントラストを意識した配色で個性を輝かせて下さい!
ちょっと寄り道です。
左から
グレーベージュ、ライトトゥルーグレー。
グレーを含んだベージュと無彩色のグレー。
「グレー」の文字があっても並べてみると
有彩色と無彩色の差を感じられます。
■ ブライトスプリングのグレー
ライトウォームグレー。
ウォームベージュを含んだグレー。
イエローアンダートーン(イエローベース)のスプリングさんは
有彩色でも暖かさを感じるウォームベージュを含んだグレーなら顔色を奪われずに済みます。
基本、明るい色が似合うので明るさと暖かみのあるグレーを選びましょう。
■ ディープオータムのグレー
残念です。
オータムさんはグレーNGです。泣
ウォームベージュ。
グレーではありませんが・・・。
実際にパーソナルカラー診断を行う際グレー系とブラウン系で比較するのですが、
オータムさんは無機的なコンクリート色のグレーより
自然界の生命あふれる山々、木々の葉や果実の深みのある色が断然合います。
よって暖かみ深みのブラウンがハマるので
グレーではありませんが渋みを感じるウォームベージュでいかがでしょう?
グレーを身に付けたいオータムさんは顔色に悪影響の出ないボトムスや
靴やバッグなどの小物での使用をオススメします☆
シーズン別「グレー」の活用方法
「グレー」は黒、ネイビー、ベージュと同じくらいに定番カラーとして
性別問わず、スーツやセットアップ、制服などで用いられます。
ブルーアンダートーン(ブルーベース)の人たちは顔色を損なわずに着こなせますが、
イエローアンダートーン(イエローベース)の人たちはどうしても顔色が青ざめ精気の無い印象になってしまいます。
本来イエローアンダートーン(イエローベース)の皆さんは
ベージュ系やブラウン系の暖かみの色が良く似合うのですが、
決まり事だったり、どうしてもグレーに憧れるという方もいらっしゃるでしょう。
顔に近いところに得意なカラーを用いるなどの工夫が必要になります。
どうぞ次の事を参考に工夫してみて下さい。
・女性の場合、
メイクカラー、
ピアスやネックレス、
スカーフなどは自身のパーソナルカラーにする。
・男性の場合、
シャツやネクタイの色を
自身のパーソナルカラーにする。
もうちょっとわかりやすくシーズンタイプ別に案内しますね。
どうぞ~。
■ パステルサマーの場合。
ブルーアンダートーン(ブルーベース)なので青を含んだグレーが似合います。
ウィンターさんの似合うグレーをトップスやセットアップで着たい場合は
お顔周りのアクセサリーにパールや華奢なソフトなシルバーをオススメします。
スカーフやマフラーなどの小物類はサマーさんの似合う
青、紫、ピンク、バーガンディ、ソフトホワイトなどいかがでしょうか?
素材も柔らかくしなやかな物が上品さを増しますよ。
■ ブリリアントウィンターの場合。
有彩色を含まず混じり気の無いスッキリとクールなグレーを選んで下さい。
白色に近いくらい淡~いグレーからほぼ黒色のような濃いグレーと幅広く
楽しんでいただけます。
アクセサリーなどは大振りで輝きを強く感じるシルバーが良くお似合いになります。
スカーフやマフラーなどの小物類はウィンターさんの似合う
鮮やかなビビッドカラーか、
淡~く微かに色を感じる程度のアイシーカラーはいかがでしょうか?
■ ブライトスプリングの場合。
本来明るくて暖かみのあるブラウンやベージュがお似合いになるので
グレーはベージュを含んだ、むしろベージュに見えるようなグレーを選んで下さい。
顔色を損ねるくすみカラーはグレーに限らず不得意なので
アクセサリーなどは小ぶりでもキラっと光るゴールドや明るい色をふんだんに使ったタイプの物が
良くお似合いになります。
スカーフやマフラーなどの小物類はスプリングさんの似合う
明るく濁りの無いブラウン、オレンジ、黄色、グリーン、柔らかなアイボリーはいかがでしょうか?
■ ディープオータムの場合。
残念ながらグレーが不得意なオータムさんは
無機的なグレーより生命を感じる大地のアースカラーが良くお似合いになります。
ですが、
人はないものねだりをするのが世の常でありますから。汗
グレーを着る時は顔色が悪く強面に見えないよう
アクセサリーはアンティーク調の鈍いゴールド、大ぶりで木や革など素材感のあるタイプの物が
お似合いになります。
スカーフやマフラーなどの小物類はオータムさんの似合う
深く渋いブラウン、グリーン、オレンジや朱色のような赤色はいかがでしょうか?
民族調の柄もオータムさんは大得意です!
顔や顔に近い場所は、自身に合ったパーソナルカラーのメイクやアイテムを合わせることで
顔色や表情に悪影響を与えずに済みます。
老け見え、強面見え回避です!
ギリギリに抗う手段ではありますが有効ですよ!
今回は久しぶりのカラーの内容でした!
サボっていた自分が悪いのですが・・・。汗
さて次は何色かな?お楽しみに!
今回はこれでおしまいです!