「似合う色」と「好きな色」が違う・・・。どうすればいいの?

こんにちは。

パーソナルカラリスト/美容師のMIKAです。

 

39県が緊急事態宣言の解除へ。

神奈川県はまだ解除されないので引き続き

不要な外出は控えます。はい。

ここまで来るともう引きこもりのプロです。

粛々と自粛します。

 

さて今回は、

私個人の持論も交えながら

パーソナルカラーについて皆さんが疑問に思っているであろう

「似合う色」と「好きな色」が違う場合の話です。

 

私、「似合う色」と「好きな色」が違うんですけど・・・。

パーソナルカラー診断を受けて

例えば、

「あなたのパーソナルカラーはサマータイプです。」

「こういう色がお似合いになります。」

「メイクはこんなカラーがオススメです。」

「ヘアカラーはこんなカラーが良いですよ。」

など。

骨格診断も含めて、

「こんな形で、こんなラインの服が似合いますよ。」

とか。

 

・・・・

あなたは納得できましたか?

 

限られた時間の中で

一生懸命に診断をしてくれて、一生懸命「似合う」何かを探し、勧めてくれる。

診断直後は「なるほど~。」「勉強になった。」

だけど、

ちょっと時間が経つと「あれ?」って

疑問が湧いてきたことはありませんか?

診断結果のタイプが「好きな色」ではなかった・・・。

そんな経験の方いらっしゃいませんか?

 

「好きな色が似合わないとわかったけど、手持ちの服はもう着れないの?」

「今までの服を総取り換えしないとダメなの・・・?」

「なんだかガッカリしちゃったな・・・。」

良かれと思ってパーソナルカラー診断を受けて

スッキリするはずが、モヤっとする結果になってしまった人へ。

 

「似合う色」と「好きな色」は別もの。

「似合う色」と言うのは

その人の髪・目・肌・唇の色などから導き出されたシーズンカラーで、

誰かに合った時に印象良く、顔映え良く、健康的で、魅力的に見せてくれる色です。

初対面の人と会う時の第一印象に影響します。

 

「好きな色」と言うのは

(我々では「嗜好色」と言いますが同じ意味です。)

説明するまでもありませんね。

自分の嗜好色、好きな色だから

購入 → 身に付ける → ご機嫌になる。

「この色を着てると気分が上がるのよね~⤴」ってハッピーな気持ちに。

自身の気持ちを盛り上げ、満たしてくれる色のことです。

 

割と「似合う色」と「好きな色」と言うのは

混同してしまいがちですが全く違うのです。

 

違和感を感じなければすんなりと疑問を抱くことなく通り過ぎますが、

「私、似合う色と好きな色が違うんですけど・・・。モヤモヤ」

と、感じた人だけが今回のテーマにもなっていますが、この疑問に到達します。

 

「似合う色」と理解しても「好きな色」ではないということは

メンタルに影響が出てしまいます。

どちらかに寄せても不満や不安が残り、落ち着かなくなっては

精神衛生的にもよろしくないです。

このままでいいわけないです!

誰もがハッピーにならなくては。

 

「似合う色」と「好きな色」が違ってもバランスを取ることが出来る!

「似合う色」は他人から見て好印象を与える。

「好きな色」は他人はさておき身に付けていて自身の気分が上がる。

この両方が一致してる人はこの上なくハッピーですね。

そうでない人の場合は

「好きな色」をあきらめる・・・?

いやいや

どちらかを選択する必要はありません!

上手くバランスを取りながら両方を叶える方法はあります!

 

朗報!

「あなたの好きな色は似合わない色です。」と言われて諦めることはありませんよ~。

工夫をすれば「好きな色」を使いこなせるばかりか

色彩の魔術師にもなれるかもしれません!? 大袈裟?汗

 

「好きな色(似合わない色)」を・・・

1・ボトムスに選ぶ。

2・バッグ、靴などの小物に選ぶ。

3・面積を小さく使う。

ポイントは顔色に悪影響の出ない離れたポジションに使うという事です。

 

手持ちを活かしたい、気に入っているからなど

どうしてもトップスやワンピース、セットアップで使いたいと言う方は、

「好きでない色(似合う色)」を

1・スカーフ、ストール、ネックレス、イヤリングに選ぶ。

2・上着から覗くVゾーン、インナーのシャツやカットソーに選ぶ。

3・メイクカラー、ヘアカラーに選ぶ。

ポイントは顔色が良く好印象を与える色は顔の近くに使うという事です。

 

いかがでしょうか?

似合わないからと、好きな色を諦めたり、処分することはないですよ。

 

色彩の見る目を養う絶好のチャンス!

「似合う色と好きな色が違う」と嘆いていたあなた、

上手にバランスをとる方法で少しは安心していただけたでしょうか?

実を言うと

「似合う色と好きな色が違う」という事実を知り

違和感を抱いた人が色彩の見る目を養う絶好のチャンスを

最短で得ることができるのです!

 

なぜなら、

疑問を抱いた人は

アレンジや応用をすべくわずかな違いを見抜こうと

様々な色を見てベストなスタイリングを模索します。

それによって自分のパーソナルカラーとは違うシーズンカラーである

憧れの「似合わない色」の使い方、活かし方を

より早く理解、取得ができるのです。

コンプレックスをバネにする感じでしょうか。

 

一方、

「似合う色」と「好きな色」が一致している人は

不安も不満も無く、好きな色だけを追求できて

ハッピーこの上ないですが疑問を抱く機会がないままなので

アレンジや応用の範囲が狭くなってしまいます。

これはこれで、好きな色だけで満足と言う人なら良いですが、

割といつも同じパターンの組み合わせになってしまいがちです。

ですが、これが悪いという訳ではありませんよ。

すべては本人の満足度ですからね。

ただ今回のテーマにたどり着くまでには時間を要してしまうかもしれません。

 

「似合う色と好きな色が違う」とガッカリな人、

「似合う色と好きな色が一致」とハッピーな人、

「好きな色が多すぎる」という欲張りな人も

不満、疑問、欲求、理由はなんでもいいので

とにかくたくさんの色彩を見て下さい。

わずかな色の明暗、濃淡に敏感になり、

色の組み合わせ(配色)で

「似合う色」と「似合わない色」を上手に共存させましょう。

そして自分を印象良く演出する方法、パターンをどんどん増やしましょう!

 

 

今回はこれにて終了~。