こんにちは。
パーソナルカラリスト/美容師のmikaです。
早いものでもう12月です。年末です。
なんとなく忙しく感じたり、一年を振り返ってみたり、来年はどんな一年にしようかと考えたりしている今日この頃です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて12月と言えば・・・、あのイベント。
そうクリスマスですね☆
今回はクリスマスというと思い浮かぶあの色についてです。
どうぞ~。
クリスマスカラーの意味と由来
クリスマスというと思い浮かぶ色は・・・
「赤」「緑」「白」
まあこんな感じの大道カラーを思い浮かべますよね?
他にも「金」「銀」とか・・・。
街中はクリスマスカラーで溢れてキラッキラですが、それらの色の由来や意味を皆さんご存じでしょうか?
■ 赤 ・・・ キリストの血の色、神の愛
イエス・キリストの流した贖罪の「血の色」と言われています。
キリストの血とはキリストがすべての人々の罪をかぶり流した血のことで、すなわち神の許しの「愛と寛大さ」という意味が込められています。
ちなみに、サンタクロースもモデルとなった人物がちゃんと存在しており「聖ニコラウス」という司教です。
似てるかどうかは別として聖ニコラウスの司祭服の色も赤です。前述の意味を含んでいるのでしょうね。
■ 緑 ・・・ 力強さ、永遠の命
クリスマスツリーのモミの木、ヒイラギの色です。
常緑樹のこれらは寒い冬でも枯れることなく一年中豊かに緑を保つ為、力強い生命力の象徴と考えられたのです。
クリスマスリースが輪っかの形状であるのも「終わりが無い」、すなわち「永遠」ですね。「生命と幸福が永遠に続きますように」
という願いが込められたものなのです。
■ 白 ・・・ 純潔、潔白
雪の白です。
クリスマスの時期に大地に覆われた雪の色はただロマンチックムードを感じさせるだけではなく、「純潔さ、清らかな心」を表したものです。
■ 金 ・・・ 高貴、希望、大切さ
クリスマスツリーのてっぺんに金色に輝くお星さまがありますよね?あれです。
あのてっぺんのお星さまを「トップスター」と言い、キリストが誕生したときに現れたひと際大きく輝く「ベツレヘムの星」を表したものです。
そしてキリストの誕生にちなんだ「高貴」「希望」「大切さ」の意味が込められています。
いかがでしょうか?
クリスマスの色の意味、由来を知るとただ楽しく過ごす以外にもなんだか厳かな気持ちになりますよね。
年々クリスマスツリーや装飾も「赤」「緑」「白」「金」の他にも
「銀」や「青」や「ピンク」など様々なカラーのものが出現してます。
時代の流れとともに王道カラーに更に色をプラスしたり、チェンジすることで見栄えが良くなる様工夫されています。
赤と緑の関係
クリスマスの鮮やかな赤と緑を見るとなんだかワクワクしますよね?
クリスマスと言えば赤と緑。
赤と緑と言えばクリスマス。
いつからか自然と刷り込まれたかの様に・・・。
この2色は「補色の関係」となっていてお互いに影響を及ぼしあって協調し、
お互いの色を引き立てる効果があります。
例えばスーパーで売っているパックの刺身。
マグロなど赤身の刺身に青シソの葉など緑が添えられていると、刺身の色がより鮮やかに美味しそうに見えますよね?
そんな見え方を「補色対比」と言います。
そんなお互いを引き立てあう赤と緑ですが、
鮮やかな色同士で組み合わせると非常に対比が強すぎて目がチカチカしておかしくなってしまうので注意です!
チカチカを回避するためにも白などでワンクッション置きましょう。
ファッションのコーディネートや、ポスター、広告のデザインにも言えることです。
街に溢れているクリスマスのディスプレイや雑貨類、ポスターなどは決して赤と緑だけの組み合わせではなく、
白の縁どりがあったり、赤と緑の間に白を配置してあると思います。
思い出したらちょっと意識して周りを眺めてみて下さいね。
きっと目に優しいデザインや配色になっていることでしょう。